食事の時に野菜から食べた方がいい理由
ダイエットを成功させるためには、食事の時にも食べる順番があって、野菜から食べたらよい、
というのを、テレビでやっているのをみて、
そういえば、我が子が保育園に通っていた時に、三角食べというのを習ってきたのを思い出しました。
三角食べというのは、食卓に並ぶ食事を三角形に交互に食べていく、という方法です。
ごはん→お汁→おかず→ごはん→お汁→おかず→。。。
のように順番に食べるということらしいです。
ごはんだけ全部一度に食べて、お汁をズズズィっと飲み干して、おかずを平らげる。。。
というのは、「お行儀が悪いんよっ」と小さな娘が教えてくれたのを思い出しました。^^
作法にもいろいろあるなぁと思ったのですが、
日本の懐石料理や洋食のフルコースなどは、一品ずつ出てきて、
前菜なら前菜を、スープならスープを、お肉やお魚ならお肉やお魚を、お皿の上にあるものを全部平らげてから、次の食事が出てくる。。。という形式ですよね。
では、どっちがいいのかしら??
食事の順番としては、コース料理ではたいていが一番最初に「前菜」としてサラダが出てきますよね。
これは、健康を考えるうえで、とっても理にかなっている順番のようです。
お腹がすいている時というのは、胃や消化器官は、エネルギーを補給するために栄養を吸収しようとして準備万端に待っているそうです。
そこに、油や糖分の多いものを先に入れてしまうと、油分や糖分をしっかりと吸収してしまいます。
食事をするときに、最初に野菜を食べることで、食物繊維が胃の表面に膜を張って、糖質や脂質の吸収を抑えてくれるのだそうです。
もちろん、最初に胃に入ってくるのが食物繊維なので、何かを吸収しようとして待ち構えている胃袋は、まず食物繊維をしっかり吸収してくれますよね。
そして、ひと段落したところに、お肉やご飯などの脂質や糖質が入ってきたら、その吸収は緩やかになりますよね。
それで、野菜を先に食べるとダイエットにいい、体にいいと言われているようです。
一番いいのは、食事の20分前に野菜を食べて、
ゆっくりと食物繊維を胃の中に行き渡らせてから次の食事に移る、というのがいいそうです。
と考えると、レストランなどで、前菜が出てからずいぶん待たされたりするのですが、
それはサービスが間に合っていないとか、スタッフがちょっと遅いのでは?と思っていましたが、実は、お客様の健康を考えての計算だったのですね!!(と考えると楽しいかも)
そしてもう一つ、「噛む」というのは、脳に刺激を与えて、満足感を感じるそうです。
なので、食物繊維の多く含まれたお野菜をしっかり咀嚼しながら食べることで、脳が満足して、沢山食べなくても空腹感が満たされていく、ということでしょうか。
昔、母によく「よく噛んで食べなさい」と言われていたなぁと思いました。
よく噛むことで、口の中の唾液が消化の助けになって、胃への負担も少なくなりますね。
三角食べも、野菜 → おかず → ごはん → 野菜 →おかず → ごはん →・・・のように、最初に野菜を持ってくることで、コース料理と同じ効果が得られそうですね。
野菜を先に食べることで、糖質の吸収が抑えられると、アンチエイジングにも効果があるようです。
糖質は、コラーゲンにダメージを与えるそうです。コラーゲンはダメージを受けると、堅くなってしまって、シワになってしまったり、骨の間のコラーゲンが固くなると、関節痛の原因になることもあるそうです。
野菜を先に食べると、食物繊維の吸収が良く、血糖値の上昇が穏やかになってアンチエイジングにも効果があるのですね!!
食物繊維の吸収が良いという事は、女性の多くのお悩みである便秘などの解消にも一役かってくれるということでしょうか。
ひとつだけ、お野菜をたくさんとることで気をつけたいのは、葉物や夏野菜は、体を内側から冷やしてしまうので、冷え性の方は、野菜は根菜類がいいかもしれません。
ごぼうやニンジン、大根、じゃがいも、サツマイモなどもいいですね。にんじんや大根は浅漬けにすると、乳酸菌も取れて、さらに腸内環境も良好になって、一石二鳥かもしれません♪
最近では浅漬けが簡単にできる調味料などもあるので、手軽にお漬物が楽しめますね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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