ジャスミンで心も体も内側から美しく
写真のジャスミンは我が家のではなくて、ご近所の方の玄関先に茂っているジャスミンです。
この時期、毎年良い香りを辺りに香らせてくれます。
このジャスミンの香りが風に乗って香り始めたら、初夏を感じます。清涼感のある、甘い香りですね。
ジャスミンは、モクセイ科ソケイ属の植物です。
東南アジアの熱帯、亜熱帯原産のつる性の低木で、長く伸びた枝が絡みながら伸びていきます。
夏から秋にかけて枝先に小花が集まって咲きます。白い色の花で、外側が時に紫色に染まることもあるようです。
精油成分は、ベンジルアセテート、リナロール、インドール、ジャスモンほかで、花からジャスミン花精油がとれます。こちらは、香料の原料となります。
花の最盛期は8月の中~下旬で、精油を撮るジャスミンの収穫は、太陽が高く上がらない早い時間帯に摘み取ります。
ジャスミンは、薔薇と並んで世界的に最もよく好まれる香りのひとつで、女性用には薔薇が、男性用にはジャスミンが多く使われているそうです。
ジャスミンの香りは神経のバランスをとってくれる働きがあります。リラックスや抗うつ、気持ちが高ぶっている時に落ち着かせる作用を持っています。女性の生殖機能を整える作用もあるそうですよ。
私は、ジャスミンの精油とジュニパー、イランイランのブレンドが気に入っています。
ジャスミンとジュニパー、イランイランの3種類を1~2滴ずつアロマポットに落として、寝る前に寝室でアロマを焚いておきます。ジャスミンのちょっと甘酸っぱいような香りの中にジュニパーの甘い香りが重なって、イランイランのすっきりとした香りがスパイスのようになって、とても気持ちの落ち着く香りで、お気に入りのブレンドのひとつです。
ジャスミンのリラックス効果でぐっすり寝ることが出来ます。
これから、夏にかけて湿度も高くなり、寝苦しい日があると思いますが、香りで気分を変えてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、湿度が高くてどうもすっきりしない日は、ラベンダーの香りも気分を落ち着けてくれるので、ぞちらも試してみてくださいね。
ジャスミンやラベンダーばかりではありませんが、花の香りは女性ホルモンの安定を促してくれる作用があるそうです。特に薔薇とジャスミンは、その代表ともいえるのではないでしょうか。
ジャスミンの香りは、更年期のつらい症状にも良い効果をもたらしてくれるようです。
ジャスミンは、アロマとして香りを楽しむだけでなく、お茶として飲用できます。そうです、ジャスミンティーです。
ジャスミンにはビタミンcやビタミンE、ミネラルなどが豊富に含まれているので、シミなどにも効果を発揮してくれそうです。美肌効果もあるので、アロマと合わせて、お茶を飲むと、リッチな気分になれ、お肌もピカピカになるかもしれません。
女性に嬉しいジャスミンですが、香りの成分で高揚感を感じることがあるので、運転中は控えておいた方が良いようです。また、香りが比較的キツイ部類に入るので、妊娠中など、香りに敏感な時期は避けた方がよいかもしれません。アロマテラピーなどで直接お肌につけるときは、もちろんセラピーグレードのものを使用するのですが、アトピーや皮膚炎などがひどい場合は、セラピーグレードのジャスミンでも、控えておいた方がよいようです。お肌が敏感になっているときには、ちょっと刺激が強く感じるかもしれません。
精油にも、いろいろなランクがあって、それはお値段に反映されてしまいますが、
ただ、高いから良いというわけでもないので、オーガニックとか、有機栽培の植物を使っているとか、気になる精油のルートも調べてみるのも面白いかも知れません。
使い方によってグレードを使い分ける方法もあります。
ただ単にアロマポットなどで香りを楽しむのであればオーガニックでなくても、グレードがセラピーグレードでなくても気軽に楽しむことができます。その際、気をつけることは、アロマオイルとして販売されているものの中には、全てが精油で出来ている物ばかりではないということです。
製品として、合成香料を混ぜてより香りが長持ちするように作られているものもありますので、どんなふうに使うかをしっかり考えてから、どの精油を購入するかを見てみると良いかも知れません。
例えば、ポプリなど、香りを長持ちさせたいものには、少し合成香料が入ったものをあえて使ってみたり、
アロマポットで香りを楽しむときは、合成香料が入っていないものを選んでみたり、
あるいは、アロママッサージなどで直接お肌につけて使う時は、ちょっとお値段が上がりますが、セラピーグレードのものを使ってみたり、場合によって使い分けると良いと思います。
マッサージに使う場合でも、キャリアオイルで薄めて使う場合には、セラピーグレードでなくても大丈夫です。
オーガニックのものだとより安心感があるかもしれません。
気負わず、いろいろ試してみると楽しいかも知れませんね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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