植物の力でデトックス。内側から美しくなる
自宅の駐車スペースとその塀の間に少しだけ砂地の隙間があるのですが、
そこに這うように”どくだみ”が自生しています。
白い花が愛らしく、美しく塀を飾ってくれます。
結構、好きなんです。ドクダミのお花
でも、触ると臭いですね。独特の香りがあります。
私は毎年、5月の下旬から6月の頭にかけて、
雨上がりの日にこのドクダミを根こそぎ抜きます。
雑草と一緒に根こそぎ抜いて、そのまま捨ててしまうのですが、
まてまて!!ドクダミって、凄いんだぞ!
ということで、ドクダミの効能など、調べてみました。
ドクダミ ドクダミ科ドクダミ属の多年草
別名:ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)
地獄蕎麦ジゴクソバ・・・ちょっと怖いネーミングですね。
昔から、体内の毒を出してくれる作用があることから、毒だし・毒溜め、と言われていたそうです。
今ではドクダミ茶などが有名ですね。
生で使う場合は、すりつぶしたエキスを傷口に塗布すると、傷が早く治るそうです。
アトピーなどにも良いそうですね。
道端によく自生していますが、犬や猫の糞尿もあるので、
なかなかそのまま使おうという気にはなれませんが・・・
少し高い場所にあると綺麗だと思うので、生薬として家で仕込んでもいいかもしれませんね。
お店で売られているドクダミ茶は、安心して飲むことができます。
ドクダミ茶は、便秘解消の効果が注目を集めています。
便秘解消すると、何がいいのかというと、
体内に毒素が溜まりにくい状態になるということです。
腸の中に老廃物が溜まっていると、腸内環境が悪くなり、
血液の循環も滞ってしまいます。
なので、腸内環境を整えることで、血液の流れが良くなり、
老廃物を体外に押し出す力が働きやすくなる、
スムーズな新陳代謝が行える、ということでしょうか。
スムーズに体内の毒素を体外に押し出すということは、
アトピーなどにも効果があるということです。
アトピーは体の毒素を皮膚の毛穴から排出しているのですが、
その際、排出が上手く行かず、滞ってしまうので、
そこに炎症が起こって、アトピーになると考えられているそうです。
体質改善にドクダミ茶が良いとされるのは、
代謝を上げて体の内側から循環を良くするからなんですね。
昔の人は、すごいなぁって思います。
どうして、道端に生えている植物を食べたり飲んだりしたら体に良いということを
知っていたのでしょうか。いつも不思議に思います。
ドクダミは、体に良い万能薬のように思えますが、もちろん副作用もあるようです。
それは、もともとお腹が緩い人には、便秘を解消するための作用が強く働いて、
お腹の調子を崩してしまうという事です。
また、ドクダミの成分の中のカリウムというのが、腎臓に障害のある人には負担が大きいそうです。
カリウムが、尿の出を悪くして、かえって体内に毒素を貯めてしまう場合もあるようです。
病院にかかっている方は、自己判断ではなく、お医者様に相談してから服用した方が良いようですね。
元気な人には、カリウムは心臓機能を調整したり、筋肉機能を調整したりする働きがあるそうです。
ドクダミもそうですが、春先に出回る植物や野菜には、アクが強いものが多いと思いませんか?
例えば、タケノコ。
タケノコもカリウムが多く含まれる食べ物で、余分な塩分を体外に排出してくれるので、高血圧の方などにおすすめの食材です。ただ、皮膚が弱い人は、食べ過ぎると身体がかゆくなったりするようです。
これも、デトックスの一環でしょうか。私も、タケノコが大好きなのでついつい食べ過ぎてしまうのですが、
首やひざの裏がかゆくなったり、主婦手の湿疹が急激に元気になったりします。
押し出す力が急に強くなった証拠かもしれませんが、急激な身体の症状の変化はストレスになるので、症状が心配な方は、ほどほどに通常は、大丈夫ですよ!!
春の食べ物はアクが強くて、そのアクが一年間過ごして体内に溜まった毒素を排出してくれているのですね。自然って、すごいですね。
次に雨上がりの休日がやってきたら、この駐車場スペースのドクダミたちをすっかり刈り取る予定です。
丁度よく、金曜日の夜か土曜日に雨が降ってくれたら、土曜日の午後か日曜日には草刈りができるので、助かるのですが、こればっかりは、天にお任せですね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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